オリーブオイルは辛い?
スペインオリーブジュースです。
オリーブオイルは辛いのかというお話。
オリーブの味は何で決まるかというと
- オリーブの種類・ポリフェノールの多さ
- オリーブ収穫のタイミング・ポリフェノールの多さ
- オリーブを搾るまでに時間
- 1番搾りなのか、そうでないのか
- 保管方法
- ブレンド
- 輸送方法
という感じです。
この青々としたオリーブの種類によってポリフェノールの含んでいる量が違います。
1000種類もあるといわれていますのでポリフェノールが多い種類と少ない種類があります。
そして
収穫する時期でポリフェノールの量は変動します。
若いうち、青いうちが多く、熟するにしたがって減ってきます。
早摘みのほうがポリフェノールは多いのです。
時間と、1番搾りなのか、そうでないのか?
という部分ですが、オリーブは外側が柔らかい果肉なので
長距離の輸送には適していません。
収穫したらなるべく早く絞るのです。
しばらく放置するとそれは新鮮度が(酸度)が落ちてしまいます。
1番なのか、2番なのか、ランプ用なのか、絞っただけなのか、精製したのかといことで味も栄養素も変わってきます。
保管はどうしているのか?
瓶詰めするまでは窒素を充填したタンクに保管します。
オリーブオイルは火入れしていないオイル、つまりコールドプレスですので、少しづつ熟成していきますので味も香りも変動します。
搾り方や新鮮度によって味も辛みも香りも変わるのですが
ブレンドすることで味を調えたり食べやすい味にしたりします。
そして日本に来るのですが
船便では冷蔵設備付きで送らないと味も香りも飛んでしまうので注意が必要です。ヨーロッパでは美味しいオリーブオイルだったはずなのに日本で買ったら全然違う味だったということがあります。
辛み
辛みの元はポリフェノールです。
オリーブオイルにしか含まれないオレオカンタールなどやチソロールなどが辛み成分の元です。
辛くないものより辛いほうが単純にいうとポリフェノールは多いということになります。
ただ、説明した通り、工程の中で風味が失われていくこともあるのです。
さらには添加、オリーブ以外のブレンドなども行われていますから。
よく知ることも大事ですよ。
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